人間関係、特に家族との関係で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
今回は、
「その1:あなたの気持ち、実は伝わっていない?!」
「その2:気持ちを共感してもらいましょう」
「その3:相手には見えない?あなたの本当の気持ち」
の続き、ついに完結編です。
「このテーマ、まだ続いてたの?」と思ったあなたは、前の記事も読んで頂いた方ですね。ありがとうございます。
「え?前の記事もあるの?」と思ったあなたも、ぜひお付き合いください。
ズバリ、お悩み解決には客観的な視点が絶対に必要です。
味方に相談していても、悩み事は解消できない
悩み事がある時、まずは友達や家族に話を聞いてもらう、という人が多いと思います。
親しい人に自分の不満やつらい気持ちを話して、
「うんうん。分かるよ。私も同じような事あったよ。大変だよね。」
そう言ってもらえると、精神的にとても楽になります。
気持ちを吐き出す、誰かに聞いて共感してもらうことは心理的にとても重要です。
ひとりで抱え込んでいると、病んでしまいますからね(経験者談)。
でも、ちょっと待ってください。
話を聞いて共感してもらっても、一時的に気持ちが楽になっても、話がそこで終わってしまっては、悩みの原因は残ったままです。
原因がなくならなければ問題の解決にはなりません。
問題が解決しなければ、結局また同じことの繰り返しになってしまいます。
そして、悩みにとらわれていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。
少し離れたところ、もしかしたらすぐ近くに解決の糸口があっても、気づけなくなっていることがあります。
あなたの親しい人は、基本的にあなたの味方なので、あなたと同じような視点で問題を見ています。
これではなかなか解決策は見つかりません。
問題解決のカギは客観的な分析
悩みを解決するには客観的な視点が必要です。
あなたが悩んでいる状況を公平に客観的に分析することで、解決策を見つけることができるかもしれません。
「客観的に分析なんて、自分ひとりではむずかしい…。」
そんな時には、信頼できる第三者に話を聞いてもらうことをお勧めします。
「久しぶりに会った友人に何気なく日頃の悩みを話したら、あっさり解決の糸口が見つかった」
こんな経験をしたことはありませんか?
客観的な視点で見ると、自分では思いつかないような意見が出てきます。
新しい意見は、問題解決のヒントになるのです。
そろそろ、悩みから解放されましょう
客観的な分析は、あなたにとって少々厳しい内容を含んでいることもあるかもしれません。
それでも、「共感してもらうことで一時的に気持ちが楽になる」「また同じ状況を我慢する」この2つを繰り返していくよりも、思い切って問題解決に取り組んでみてはいかがでしょうか。
ここまで読んで来たあなたは、たぶんもう十分に我慢してきたのではないかと思います。
そろそろ、お悩みからスッキリ解放されても良い頃ではないでしょうか。
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