プロフィール

 

はじめまして。「空色かえる」の「あくてぃ」と申します。
こんな辺境のページまでお越しいただき、ありがとうございます。

昔は不良社会人、今は1児の母。
お母さんになったことで、過去の価値観が完全にひっくり返りました。
2018年3月から、家族3人でドイツ、ベルリンに住んでいます。

大学では社会心理学、認知心理学、教育心理学、児童心理学を学びました。
大学卒業時に小学校の教員免許をもらいましたが、日本の小学校で教員にはならず。

設計コンサルタント会社でアルバイトをしたり、個別指導塾で教えたり、少々風変わりな会社でマネージメントの仕事をしたり、本当に様々なタイプの人達に出会ってきました。

好きなものは音楽です。育児で一時休止している期間がありましたが、基本的に「No Music, No Life.」です。
LEGO、シャーロック・ホームズ、細かい作業、自分の知らない世界を見ること、タイコを叩くこと、サルサを踊ること、生き物(クモとスズメバチ以外)、も大好き。生粋のインドア派。

 

なぜ「わかりやすく伝える」をテーマにしたのか?

 

幼稚園の頃にいじめられた経験があります。

いわゆるおせっかいな子供だったのだと思います。
相手に良かれと思って言うことが、その子にとってはありがた迷惑だったりうっとうしかったりしたのでしょう。
仲間はずれにされて、幼稚園の庭でひとりでぽつんとしていた記憶があります。

 

いつからか。
いつも「人は自分をどう見ているか?」を考えながら行動するようになっていました。

 

私は、自分の気持ちを相手に伝えることが上手ではありませんでした。

自分に自信が無くて、おまけにあがり症で、とにかく人前で話すことが大嫌い。
学校の授業中に自分から発言することはほとんどなく、「お願いだから私をあてないで…」と、いつも思っていました。
日直の順番が回ってくることさえ恐怖でした。

 

それでも、仲の良い友達と一緒にいる時だけは普通に話ができました。
3人までは大丈夫。
でも、それ以上の人数になると、ほぼ黙って聞き役に徹していました。

 

ある時ふと、「自分で話すのは苦手だけど、せめて聞き上手になりたいな」と思うようになりました。

 

人の話をしっかり聞いてじっくり観察しているうちに、話し方が上手な人と、そうでもない人がいることに気づきました。

そして、聞き上手になるにつれて、不思議と初対面の人とも普通に話せるようになっていきました。

「人は自分をどう見ているか?」を考えながら行動することで、自分の状況を客観的に、第三者の視点で観察することができるようになっていました。

 

頭に浮かんだ言葉をそのまま口に出すのを止め、よく考えながら話すようになりました。
「この言葉を使うと相手は嫌な気分にならならないか?」
「もっと良い言い方はないか?」
常に言葉を選びながら喋ることで、相手に誤解されにくい話し方ができるようになっていきました。

 

文章を書く時には、とにかく何度もていねいに推敲するようにしました。
「もっとわかりやすい表現はないか?」
「この書き方では、相手は誤解しないだろうか?」
よくよく言葉を選ぶことで、相手に分かりやすい文章を書けるようになってきました。

その一方で、人間の行動や心の動きに興味を持ちました。
大学で心理学を学んだ理由も、人について知りたかったからです。

 

小学校での教育実習を2回経験し、人前で話すことへの苦手意識が(少しだけ)減りました。

 

仕事やプライベートで様々なタイプの人達と出会う中で、色々と試行錯誤してきました。

そして。

いつのまにか
「あなたの話はすごくわかりやすいね。」
「あなたに話すと、こんがらがった話が整理できて助かる。」
そんな風に言ってもらえるようになっていました。

自分でも気づかないうちに、過去の様々な経験が「わかりやすく伝える」ことへ、つながっていたのです。

 

人間関係は、日々ますます複雑になってきているように思います。
手軽な通信手段が増えたことで、過去にはなかったトラブルも増えています。

それでも、やっぱり最後は「人と人とのつながり(コミュニケーション)が大切だ」と、私は考えています。

「わかりやすく伝える」ことができれば、より良い人間関係を築くことができます。
そして、自信を持って安心して人と接することが出来るようになります。
一度コツを覚えてしまえば、誰でも出来るようになります。

コミュニケーションの問題で困ったり悩んだりしているあなたは、少し前の私自身です。

そんなあなたの、少しでもお役に立てれば嬉しいなと思っています。