あなたはLINEなどのメッセージを送る時に、書き終わったらそのまますぐに送信していますか?
それとも、一度読み直して内容をチェックしてから送っていますか?
スマホやパソコンを利用している人のほとんどが、LINE、Messenger、WhatsApp などのメッセージサービスを利用しています。
一対一のやりとりだけでなく、グループで利用している人も多いと思います。
最近ではお仕事の連絡にまで利用している人もいるようですが…。
メールに比べるとメッセージサービスは手軽な通信手段です。
メールのように、宛先、件名、本文という形式もありません。
普段の会話のように気軽にメッセージを送ることができます。
ですが。
気軽に送れるからと言って、ついついマナーを忘れてしまうことはありませんか?
送信ボタンを押す前に、自分が書いたメッセージを読み直してみましょう。
読み直す時間は1分もかかりません。
でも、そのひと手間をかけることで、誤解されたり、怒られたり、ケンカになったりというトラブルを避けることが出来るのです。
誤解やケンカなどのトラブルを防ぐチェックポイント
次の3つのポイントを意識してみてください。
書き間違い
メッセージは短い一文、または単語一つで送るような場合もあります。
「おいしくない?」
「おいしくない」
このように、たったひとつ記号が抜けるだけで、全く違う意味になってしまいます。
言葉が少ない分、書き間違いの破壊力が大きいので注意が必要です。
内容を省略しすぎ
普段の会話の通りにそのまま文字にして送ると、内容を省略しすぎてしまうことがあります。
メッセージを送る方は分かっていても、主語や目的語が抜けていると相手は何の話なのか分かりません。
「あれ、どうだった?」
「何の話?」
「前に見たいって言ってた映画。」
「あぁ。あの映画ね。おもしろかったよ。」
時々なら良いですが、毎回この調子ではメッセージを受け取る側は疲れてしまいます。
あなたが忙しい時にこんなメッセージが送られて来たら、ちょっとストレスを感じませんか?
失礼な言葉
普段の会話をそのまま文字に書き出してみると、驚くほどぶっきらぼうな印象になります。
何気なく使った言葉で相手が気分を害したり、傷ついたり、というトラブルも起こりやすいのです。
直接会って話したり電話で話すのとは違い、メッセージは言葉が文字として残ります。
特に、グループで利用している場合はトラブルが大きくなりがちなので注意が必要です。
「メッセージは少ない言葉数でやり取りするので、誤解を生みやすい」という意識を忘れずに。
言葉は慎重に選びましょう。
まとめ:ていねいな言葉でトラブルを回避
送信ボタンを押す前に、3つのポイントを意識して一度読み直してみてください。
「自分がこのメッセージを受け取ったら、どんな風に感じるか?」
こんな風に考えながら、ていねいな言葉を書くように心がけることをおすすめします。
ていねいな言葉は相手にきちんと伝わります。
きちんと伝われば、ちゃんと返って来ます。
相手にきちんと伝わることは、無用な人間関係のトラブルを防ぐことになるのです。
↓ 「メールのトラブル回避」についてはコチラの記事もどうぞ。