ベルリンのクリスマス・マーケット 2018

初の「ヨーロッパで本場のクリスマス」です。

ドイツでは12月25日は「第一クリスマス」、26日は「第二クリスマス」と呼ばれています。
基本的に12月24日の午後から26日は、ほとんどの商業施設は閉まってしまいます。
ドイツの人達は、家族や親戚とゆっくり食事をしたりして静かに過ごすそうです。
日本のお盆みたいですね。

 

キラキラのクリスマス・マーケット!

 

あちこちでクリスマス・マーケットが開かれています。
ほとんどのマーケットは11月26日に始まり、12月26日には終わってしまいます。
(中には年明けまでやっているところもあるようです)

美味しい食べ物や飲物の屋台や、工芸品などクリスマスのお土産屋がたくさん軒を連ねています。

Gendarmenmarkt(ジャンダルメンマルクト)

ドイツ大聖堂、フランス大聖堂、コンサートハウス・ベルリンに囲まれた広場が会場です。
建物がライトアップされていて本当にきれいでした。
立派なステージが設置されていて様々な出し物があったようですが、あまりに人が多くて見物する余裕ナシ…。

 

Schloss Charlottenburg(シャルロッテンブルク宮殿)

シャルロッテンブルク宮殿前の広場が会場です。

お城にプロジェクトマッピング!

 

そして、会場の片隅におじさん達が現れてクリスマスソングを演奏。

 

Potsdamer Platz(ポツダマープラッツ)

ポツダム広場が会場です。
子供用の乗り物やアトラクションも充実しています。

 

 

すごく楽しそうだけど、係りのお兄さんが荒っぽい(笑)。

 

Sony Center(ソニーセンター)

ポツダム広場のすぐ近く、観光名所のソニーセンターです。
クリスマス・マーケットではないけれど、あまりにキレイだったので。

 

甘くておいしいグリューワイン

初めてグリューワイン(Glühwein)を飲んでみました。
グリューワインは、ワインに香辛料と甘みを加えて温めた飲物です。
「日本の甘酒のようなもの」という説明を見たこともありますが、温めてもアルコール分はしっかり残っています。

元からお酒に弱いうえに、めったに飲まない私にはシッカリ効きました。
カップ半分で体がぽかぽかして少しフワッとして、ちょっとだけ酔っぱらいになってしまいました(笑)。
美味しかったです。

カップのデザインもステキ

そして、このグリューワインのカップはお持ち帰りが可能です!
実は支払いの時に容器代が料金に加算されているのです。
持ち帰らない場合はお店に持って行って返却すれば、その金額が戻ってきます。

しかもクリスマス・マーケットの会場によってデザインが違うようです。
毎年楽しみにしているコレクターさんもいるそうですよ。

 

長くて厳しいドイツの冬。
クリスマス・マーケットはドイツの人達にとっての大切な楽しみのひとつなのでしょう。

ワタクシ的には、子どものころ毎年楽しみにしていた「世田谷のボロ市」のような雰囲気も感じました。
懐かしいなぁ…。

ABOUTこの記事をかいた人

みなさま、はじめまして。 「空色かえる」の「あくてぃ」と申します。 2018年からベルリンに住んでいます。かえるのイラストは息子が描いています。