まだ登校2日目なので、朝は息子と一緒に学校へ行きました。
「一歩一歩」
今日はお父さんがいったん日本へ帰るので、お昼で早退したいと担任の先生に伝えました。ついでに、
「息子は英語も片言なので先生の大事な連絡も分からないと思います。あとで私が確認できるように、メモか何かを息子に渡してもらえませんか?」とお願いしたら、
「最初は分からなくて当然ですよ。少しずつ分かるようになっていくから大丈夫。」
先生に言われてハッとしました。
「メモがほしい」というのは、完全に日本人の発想だったのです。
忘れ物があったら先生や他の子が貸してくれます。分からなければ先生や友達が教えてくれるし、分からないことを自分で訊くことも大切。そもそも何か忘れ物をしたところで大して問題にはならないのです。
先生の「step by step」という言葉が頭に残っています。
そう。一歩一歩、前へ進んで行けば良いのです。
「魅惑の日本食レストラン」
学校の帰りにお父さんが美味しいコーヒーが飲みたいというので、カフェを探して三人で街をウロウロしていたら、日本食のお店を発見。
一心(チェーン店みたいです)
お寿司はちょっと…という感じですが、たい焼き!みたらし団子!わらびもち!お茶漬け!お味噌汁!焼鳥丼!そして丼がでかい!
ああ。クラクラして来ました。日本食が食べたくて我慢が出来なくなった時には、ここへ来ることにしましょう。
日本人のお客さんもいたけれど半分以上がドイツの方で、店内はけっこう賑わっていました。大きな丼物を美味しそうに食べているドイツのご婦人二人組とか、なかなか興味深いものがあります。
「いってらっしゃい」
午後3時半ごろ、お父さんは日本へ帰って行きました。仕事を片付けて、6月頃また戻ってくる予定です。
でもね。ビザが取れて本拠地がベルリンに移ったから、「日本へ帰る」と言うより「いってらっしゃい」ですよ。ちょっと遠い単身赴任ですね。
二人になったら、部屋の中が少し静かになりました。