今日は1日に映画を2本も見るという贅沢な一日でした。
本日の映画、一本目
ベルリンで2月7日から公開されている「THE LEGO MOVIE2」を見てきました。
映画館によっては本家の英語版を上映しているところもあるのですが、見に行ったのはドイツ語吹替版でした。
もちろん英語の字幕もありません。
見ている間は脳みそがフル回転してオーバーヒートしそうでしたが、少し不思議な体験をしました。
最初のうちはドイツ語を聞き取ろうとする気持ちが強くて、
「あ。今のセリフ、分かった。」
「あれ。〇〇〇(ドイツ語の単語)ってどんな意味だっけ?」
そんなことを考えながら見ていたのですが…。
ストーリーに集中しているうちに、いつのまにか「ドイツ語で見ている」という感覚がなくなっていたのです。
正直なところセリフは半分も分かりませんでしたが(笑)、ちゃんとストーリーは理解できました。
息子と「もう一回見たいね~。」と言いながら帰ってきました。
楽しかったなぁ。
日本語吹き替え版のDVDが出たら買います。
そして、分からなかったセリフを補完します(笑)。
普通に良い話なのでお子さまと一緒に楽しめます。
LEGO好きな人なら、さらに5000倍(息子談)楽しめますよ。
日本では3月29日に公開されるようです。
本日の映画、二本目
もう一本は、長久允監督の「We are Little Zombies」です。
日本の映画です。
ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に、日本映画初のオープニング作品として選ばれたそうです。
実はお昼頃、出かける用意をしていたら、息子の前の担任の先生からメッセージが届きました。
「ベルリン国際映画祭のオープニングに日本映画が上映されます。チケットが2枚余っているんだけど、興味ありますか?」
「え?今から映画を見に行くところなんですけど。今夜ですか?」
とも思ったのですが。
せっかくのお誘いですし、ベルリン映画祭の会場に行ける機会なんてそうそうないと思ったので、
速攻で「はい!行きます!よろしくお願いします!」と返信しました。
会場の「Haus der Kulturen der Welt(世界文化会館)」
申し訳ありませんが、監督さんの名前も作品についても全く知りませんでした。
「好みの別れそうなクセのある映画だなぁ。」というのが第一印象ですが、私は面白かったです。
高校生の頃に見ていたら、めちゃくちゃハマっていたかもしれません。
子どもを取りまく日本社会の闇の部分もあり、見ていて正直ツライ部分もありました。
でも、全編を通して出てくるゲームの要素、無表情な子どもたちの演技、そして映像の面白さは、とても海外受けしそうな感じもしました。
映画上映後、拍手喝采を受けた監督さんと主演の男の子が、会場のお客さんから色々と質問を受けていました。
会場の最後列からこっそりスマホで撮影。
(レンズの限界を超えたようです)
ちょっと調べたら、この監督さん、電通の社員の方みたいですね。
なるほど…。もろもろ納得してしまいました。
映画のテーマにもなっている劇中歌の「We are Little Zombies」が、頭の中でずっとループしていて、ちょっと困っています。
日本では6月に公開されるようですよ。