息子が発熱!病院で診断書をもらいました

「息子が熱を出しました」

5月3度目の連休最終日。出かける予定でしたが、息子が「喉が痛い」と言うのでハチミツしょうが湯を飲んでもらって家でおとなしくしていることにしました。
お昼過ぎには「頭が痛い」と言い出し、どうやら微熱もある様子。
その後だんだん具合が悪い顔になってきたので熱を測ってみたら、なんと38.2度!

冷凍庫には小さい保冷材が一つしかないし、氷も作っていなかったので、慌てて一番近いドラッグストアのdmへ行ってアイスノンを探しました。たぶん体温計の近くにあると思うのだけれど、それらしい箱が見つからず。
お店の人にスマホで保冷材の画像を見せて訊いたところ、「同じのは無いけど、似たようなものならあるわよ」と温冷両用のものを教えてくれました。やっぱり体温計の近くにありましたが、この箱のデザインでは分からないわ~。

買ってきたアイスノンを乗せて、息子は眠っています。
22時ころトイレに起きて「おかゆが食べたい」というのでトロトロのおかゆを作ったけれど、そのまま朝まで眠ってしまいました。

翌日、無事に平熱に戻りましたが、今度は鼻水に加えて少し咳が出てきたので学校をお休みします。
3日目も症状があまり良くならないので学校にお休みの連絡すると、「このまま週末までゆっくり休んで良いですよ。そのかわり、病院へ行って診断書をもらって、月曜日に持って来て下さいね」とのことでした。
3日連続で学校をお休みする場合は、病院の診断書が必要とのことです。

「病院の診断書」

というわけで。
以前から調べてあった日本人の女医さんがやっているという病院へ、地下鉄に乗って行ってきました。この病院は耳鼻科ですが、普通に診察してくれましたよ。診断書も書いてもらいました。
家からは少し離れていますが、診察してもらう時に日本語で症状を伝えられるのは本当にありがたかったです。

「咳止めシロップ」

診察後、子供用の咳止めシロップと点鼻薬(いずれも植物性とのこと)を処方してもらいました。シロップの箱には「有効成分:タイム抽出液」と書いてあります。

Tussamag Hustensaft N

ちなみに。気になるお味は…?
子供用のシロップなのでとても甘いのですが、強烈な味と香り。さらに後味が、うがい薬のイソジ〇にそっくり…(苦笑)。
飲むのは大変でしたが効き目は素晴らしく、週末にはほとんど咳も出なくなりました。

「今度はお母さんが…」

息子の体調がだんだん良くなってくるにつれて、今度はお母さんの喉が痛くなってきました。慌ててハチミツしょうが湯を飲みましたが、喉に火が付いたように痛くなっています。今回は久々に重症です。まずい。
翌日も喉の痛みは治まらず咳も鼻水も微熱も出てきました。いよいよまずい。
そう言えば以前、喉に良いというハーブティーを買ってみたことを思い出しました。なんと!咳止めシロップの有効成分と同じ「タイム」の薬用茶です。

Thymian Tee

とりあえずこれを飲んでみることにしました。
お湯を注いで待っている間からすでにイヤな予感がしていたのですが…。一口飲んで「薄めたイソ…。」すっかり忘れていましたが、ワタクシ、ハーブティーは苦手な人なのでした。カモミールティーですら、できれば遠慮したいくらいなのです。
この薄めたイソジ〇、もといハーブティーをコップ一杯分飲み干すのはなかなか厳しい。でも今回はそうも言っていられません。

そこで、良いことを思いつきました。
熱湯を少しだけ入れて濃いめに抽出したハーブティーエキスにハチミツをたっぷり入れて、咳止めシロップみたいにするのです!
水を入れたコップを用意し、鼻をつまんでハチミツ入りハーブティエキスを一気飲み。すぐに水を飲んで流してしまう作戦にしました。これなら何とか飲めそうです。(やっぱり後味はイソジ〇でしたが)
でも、おかげ様で病院のお世話にはならずに何とか治まりました。

「ドイツのハーブティー」

ドイツの人は体調が悪くなると、まずは自分の症状に合ったハーブティーを飲んで家でゆっくり休みます。それでも良くならない場合に病院へ行くのだそうです。スーパーにもドラッグストアにもハーブティーのコーナーがあって、もう本当にびっくりするくらい沢山の種類のハーブティーがあります。

体調が悪いのに無理して職場や学校へ行ったり、やたらと病院へ行ったり薬を飲むことが当たり前になっている日本のやり方には疑問を感じていたので、ドイツの習慣はとても良いなと思います。
我が家もここ数年、薬は極力飲まない方針で過ごしていたのですが、おかげで病院にもほとんど行かなくて済むようになっていました。

 

そうそう。熱が出て気づいたことがもうひとつ。
ベルリンに着いてから約3ヶ月。慣れない土地と言うこともあり、食べ物については少し油断していました。日本では食べないようにしていたハムやソーセージ、スーパーに売っているパン等も普通に食べていたので、息子も私も肌が荒れ気味になっていました。
でも久しぶりに熱が出たおかげで、息子も私も肌の調子が良くなりましたよ。
今回の風邪は、「そろそろ体に溜まった毒を出すタイミングだよ」ということだったのかもしれないな、と思っています。

 

ベルリンの整形外科に行ってきました

2019年3月24日

ABOUTこの記事をかいた人

みなさま、はじめまして。 「空色かえる」の「あくてぃ」と申します。 2018年からベルリンに住んでいます。かえるのイラストは息子が描いています。